校長挨拶

「自ら成長し、共に学び、みんなが幸せになる学校へ!」あがとくキャラクターアイコン

 本校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
 群馬県立吾妻特別支援学校は、平成27年4月に開校し、今年度で創立11年目を迎えました。小学部・中学部に加え、平成30年には高等部も設置され、吾妻地域の特別支援教育の拠点として歩みを進めてまいりました。

 令和7年度の本校のキャッチフレーズは、「自ら成長し、共に学び、みんなが幸せになる学校へ!」です。この言葉には、子どもたち一人一人が自分の力で成長し、仲間と共に学び合いながら、自己実現と幸福感を得られる学校を目指すという思いが込められています。

 本年度の重点目標は、以下の4点です。

1.「自分で考え、自分で決めて、自分で動き出す!」児童生徒の育成
 個々の実態に応じた学習環境を整え、「個別最適な学び」と「協働的な学び」を推進することで、子どもたちの「もっとやりたい!」という気持ちを引き出し、自ら成長する力(エージェンシー)を育みます。また、学びを通じて自己肯定感を高め、児童生徒一人一人のウェルビーイングの向上を目指します。

2.共生社会に向けた交流及び共同学習の推進
 学校間交流や居住地校交流、地域との連携を積極的に進めることで、児童生徒が社会の一員としての自覚を育み、多様な人々と関わり合いながら主体的に学ぶ力を養います。

3.働き方改革の推進 ~教職員のウェルビーイングの向上~
 教職員が健康で意欲的に働ける環境づくりを進め、ICTやDXの活用によって業務改善を図ります。教職員のウェルビーイングを重視し、安心して教育活動に取り組める体制を整えます。

4.広報活動の活性化
 児童生徒の教育活動や成長の様子を積極的に発信し、学校と地域のつながりを深めることで、共生社会の実現に向けた理解と協力を広げていきます。

 本年度も、「チーム吾特」として、保護者の皆様、地域・関係機関の皆様と力を合わせながら、愛情と笑顔があふれ、誰もが安心して学び、成長できる学校づくりに取り組んでまいります。
 引き続き、本校の教育活動へのご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

校長写真

群馬県立吾妻特別支援学校
校 長   中村 卓雄