お知らせ
あがとく教材展.jtd

教材・教具の紹介
 
本校で使用している自作教材・教具の一部を紹介します。本校では、身近にある物を利用して、児童生徒一人ひとりに応じた教材を作成しています。




【ねらい】・5までの数の合成を暗算でできるようにする。
【対象】・たし算の導入期にある児童生徒
【教材の概要・使用方法】
「1+1」「1+2」「2+1」の順に、和が小さい組み合わせから行う。
はじめは透明な容器にボールを入れ、「1と1を合わせて?」とたずねて数える。
▼ 
次に、不透明な容器に同じ数ずつ入れ、同様にたずねる。
【工夫点】
 ▼
まずは透明な容器でボールの動き(1個と1個が合わさって2個になる様子)を見て、 それを元に不透明な容器でもボールの動きが想像できるように2段階にした。
排水溝カバーを利用したことにより、中が見えず、かつ手の力が弱い児童生徒でも簡 単にボールが入れられるようにした。(サイズが合っていないのが難点であるが・・・)
遊び感覚で取り組めるようにした。




【ねらい】・ひらがなで単語を読み、何を意味するかがわかるようにする。
【対象】 ・ひらがな単音がほぼ読めるようになった児童生徒
【教材の概要・使用方法】
はじめは「はし」などの文字を見せ、絵(写真)の木材を2択で提示する。
できるようになったら、ビンゴゲームのようにして遊ぶ。絵(写真)を3枚ずつ置き、 場札をめくって文字を読み、対応する画像を抜き取る。早く絵(写真)がなくなった ほうが勝ち。
【工夫点】
手先を動かすことが難しい児童生徒でも操作できるよう、木材で作成したこと。
ゲーム形式にもなり、友達と一緒に学べることにより、モチベーションが上がるよう にしたこと。
興味をもてるよう、友達や先生の名前を取り入れたこと。
カードを貼り替えることにより、実態に合わせて単語の文字数を変えられること。
絵(写真)についてはまだ改善の余地があり、作成途中。




【ねらい】・ひらがなが読めるかどうか確認をする。
【対象】・ひらがなの導入期にある児童生徒
【教材の概要・使用方法】
どこまでひらがなが読めるのか、発音させての確認が困難だったため、こちらが発音 したものを選択させたらどうかと思い作成した。
選択肢が多いと難しそうな場合は4~5枚ずつ並べ、「と」などと1音のみ発音して かるた形式で選択させる。
対象児童生徒が「とけい」と聞いてはじめの1音の「と」のみ取り出して考えること は難しかったので、1音のみ発音するようにした。実態に応じ、「とけい」と読んで 「と」が取れるようにしてもよいと思う。
【工夫点】
対象児童生徒の知っている単語、興味がある友達や先生の写真を使ったこと。
遊び感覚で取り組めるようにしたこと。
写真については、実際に学校内にある身近なものなどに今後改良予定。




【ねらい】・10までの数唱ができるようにする。数字と数が一致できるようにする。
数唱した数の一番最後の数が、そのものの数だということがわかるようにする。    
10までの数の合成ができるようにする。
【対象】・10までの数唱および数を数えることをを定着させたい児童生徒
ものの数を数えることを定着させたい児童生徒
数の合成の導入期にある児童生徒
【教材の概要・使用方法】
<使用方法1>
ボーリングゲームをして、倒したピンを入れながら数える。「1・2・3・4・5」 などと最後の数を強調し、「全部で5」と唱えることを繰り返す。
<使用方法2>
例えば1回目3本、2回目2本といった2回分のピンの数を合計する場合、まず3本 入れて切り離し、次に2本入れて切り離し、もう一度「3」と「2」をくっつけて数 えたり、最後のピンの数字を読んだりすると合計を出すことができる。
【工夫点】
面ファスナーで連結し、取り外し可能にしたところ。




【ねらい】
写真やイラストを見て、次の活動や活動場所を確認する。
写真やイラストを見て、児童の活動への関心を引き出す。
【対象】
次の活動になかなか移れない児童。
【教材の概要・使用方法】
活動内容や活動場所を写真やイラストを用いてカードにし、活動前後に提示することで、児童が次の活動を目で見て確認できるようにする。
児童に活動を促す際や、児童が好ましくない活動を行った際に提示することで、他の活動に関心を向ける。
【工夫点】
児童の活動写真やお気に入りのイラストを用い、視覚的に提示することで、活動への具体的イメージを児童がもてるようにした。




【ねらい】
宿泊前指導資料(入浴のしかた)。おふろの入り方、洗髪の仕方について知る。
【対象】
児童生徒全員
【教材の概要・使用方法】
おふろの入り方、洗髪の仕方について、カードを見ながら順番に行う。
宿泊学習の事前指導の一つとして活用する。
【工夫点】
入浴や洗髪の順番をイラストで表した。